waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

自己肯定のために付き合うのはやめなさい

私はモテた経験が一度だけある。モテたといっても、一人の女性にだ。正直なところ、別にその人のことは好きではなかったから自分から離れていったし、下衆な話だが、他に好きな人がいたため淋しくなるのが嫌でキープしていた節もある。結局、キープするのも男らしくないなと思い、交際には至らず、言うまでもなく好きな子にもフラれたのである。
自己肯定のために交際をすることは別に悪くはないと思う。色んな辛いことから目を背けて一時の安心を得るための恋人。悪くない。むしろ効率的だと言えるのではないだろうか。
こういう話をすると、単純に好きだから付き合うんだよ、といったことを言われるがそうではない。好きだということを大前提として、好きだからどうしたいのか、所有したいのかどうなのかが知りたいのである。恋愛という制約をして少なからず恋人を束縛し、所有したいのか。それとも単純に性的欲求の解消のためなのか。それとも可愛い/かっこいい恋人がいるステータスを得たいのか。人によって様々だろう。
ただ、ステータスとしての交際ほど打算的で血が通っていない恋愛はない。可愛い彼女がいても、かっこいい彼氏がいても、本人は何の進歩もしていないのである。違う考え方ができるようになったとか言われるが、それは別れてしまえば違う考え方=嫌な思い出となりうるわけで、成長に繋がるとは言えない。ステータスで付き合うのなら、結婚という法的な拘束をしなければ意味がない。余計なリスクを持つだけだ。
それでも付き合うのは個人の自由であるから、好きにしてくれていいが、今一度、好きだからどうしたいのかを考えてほしい。