忘れられるアニメ、忘れられないアニメ
例えばエヴァハルヒでも結局火付けの大部分を担ったのは口コミすなわち話題性でその点では紐おっぱいと同じなんだよな。 それなのに中身があったかなかったか、面白いか面白くないかみたいなどう考えても主観の領域を客観性があるかのように難癖つけて差別化しようとする
— エスカ&ロジカル (@Logical_Yatoo) 2015, 4月 12
時代を担うアニメと有象無象のアニメの差とは一体何なのだろうか。否定するわけではないが、話題性が左右すると言ってしまったら今後SHIROBAKOのようなアニメは創出されないのではなかろうか。
SHIROBAKOは当初話題性があったわけではなかったし、徐々に(それこそ「口コミ」で)人気が出てきたアニメだと思う。
面白い・面白くないを評価すべきは本人主観によるものであって然るべきであるが、それが「毎クール数本程度しか見ない視聴者」の評価なのか、「毎クール20本以上見る視聴者」の評価なのかはわからないのである。そういった意味では、まだ私の評価は「数本程度しか見ない視聴者」と比べて有意であると言えると思う。
AKB的販売方法を取った「ラブライブ!」について、「ごちうさ」第1話のニコニコ動画での再生回数がうん百万に到達するとかしないとかについて。そういう事象と面白さに相関関係があるのかと言われれば答えは否だろう。以前も記事にしたが、「ネタ」として取り上げるものをネット時代の若者は欲しているだけであり、それは「佐村河内」だろうと「野々村議員」だろうとなんでも良いのである。
後世に残っていくアニメは話題性の他に必ずどこかで人を惹きつける何かがあるはずなのである。それが何かなのかは分からないが、はっきりと言えることは「一つの『ネタ』として話題性を持つアニメ(の円盤)が売れること自体は評価できない」ということである。