waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

腐った就活

今日、所属している大学で「就職ガイダンス」なるものが実施された。

内容は、就活サイト各社への登録、就活のための資料配布、内定者4人のお話。

その内定者の方の話によると、今どきの「意識高い」大学生は1年生のころから就活準備を始めるらしい。インターンシップに1年生のうちから参加し、自己分析もするそうだ。

それはいい。ただ、それをまるで「超意識高いスーパー大学生」のように崇め奉るのかそれが理解できず、私は唖然とし、言葉も出なかった。

なぜ1年生の段階でそんなことをする必要があるのか、そしてそれをさせてしまう今の日本の大学教育とは一体何なのか。

本人がやりたくて「仕事に触れてみたくて」という単純な好奇心的発想でインターンシップを受けるのは良いし、ましてや3年生などの就活生予備軍が参加するならまだ話が分かる。だが、その本人は1年生だ。なぜそれを「正しい」ことのようにみんなも真似しなさいと言ってしまうのか。不思議でならない。

これは学生は大学に「勉強しに来ている」のではなく、「就活をしに来ている」「大卒の資格をもらいに来てる」ということを裏付けしていると思う。

馬鹿らしい。これが日本の就活、引いては教育の間違ってる部分だと感じる。

なぜ、「学ぶ生徒」が「1年生」のうちから「就活の準備」をし、ましてやそれを「良いこと」だとするのか。日本の就活は歪で間違っている。

ただそれを一一般人であり、一学生である私が主張したところで何も変わらない。

くだらない。くだらないと思っても、それに抗うことはできない。