waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

違和感

就活をして感じたのは強烈な違和感ばかりであった。

働くということは金を稼ぐということなのである。それはどうやっても否定できない。生きるための金銭を得られない仕事はもはや趣味やボランティアである。それが大前提としてある中で、自分のやりたいこと、できることから吟味して決めるものであると思う。
しかし、就活では福利厚生や給与のことを聞くのはご法度なのである。聞こうものなら扱いにくいと切り捨てられる。では企業側はその辺りのことをきちんと説明しているのか。答えは否である。
就活ナビサイトなどに企業は「やりがい」「成長」「温もり」と綺麗なのかどうかすら既に分からない言葉を並べるのである。説明会に行こうが、OB訪問をしようが、セミナーに顔を出そうが、聞けることは殆ど「本当かどうか分からないこと」なのに、学生はそれを信じたのか「自分はこの企業に入りたい」と思い込み、企業はそう思い込ませていくのである。もちろん事実だけを信じろというわけではないし、直感だとかそういうものは事実とはまた別の正しさを持っていると思う。
話を戻すが、そういった「見栄」とは違うが「綺麗な部分」だけが蔓延しているのが今の日本的就職活動である。そんな中でどうやって自分が本当に行きたい企業を見つけるのか、多数の企業から有益な情報を集めていくのか、それが就活するうえで大切にしていきたいことの一つであると思う。