waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

「学歴差別」はよくないのか?

(こちらの記事を参考にさせて頂いています。なお、当該ツイートは既にアカウントが削除されておりアクセス出来ない状況になっています。)

前々から「ある」とか「ない」とか言われていた学歴差別ですが、「ありました」ね(知ってた)。私のタイムラインでも「うわー」とか「ありえない」とかって騒がれてはいたんですが、そんなにありえないことでしょうか?

そもそもなぜ「学歴差別」もとい「学歴フィルター」を一部の企業が行うのかについてですが、そんなことは私の知ったところではありません。会社のプライドがあるのかもしれませんし、単純に経営者が「入れたくない」だけなのかもしれませんし、フィルターをかけないと選考が大変なだけかもしれません。私は人事ではありませんし、経営者でもないですから、企業の本音は分かりません。

ただ、「学歴差別がよいものか」については議論の余地があると思っています。

まず、皆さんに問いたいのは学歴差別ってなんですか?多くの人がこの質問に対する答えとしてふわっと持っているのは「就職活動において、学歴(大学入学時の大学名及び偏差値)によって不利益を被ること」だと思います(それ以外の意見をお持ちの方は是非コメントかリプライをして頂けると幸いです)。でも、それって悪いことですか?

確かに、少なくとも「正攻法」「正義」ではないと思います。ただ、それが一方的に非難される謂れはどこにもないと思います。

例えば、「大学受験」を「徒競走」に置き換えて考えてみてください。運動会で徒競走をしたら1番の人にはメダルが貰えたり、賞品が貰えたりしませんでしたか?1位になった喜びだけではなく、1位になったことへの有利性が何かしらあるはずです。もしかしたら徒競走にはなかったかもしれませんが、「大学受験」にはあるのです。

スポーツはある程度身体のつくりなどによって得手不得手が出ますが、勉強はどうでしょうか?先天的なもので大きく差がつくものではありませんよね。だったら受験は多くの人にとって比較的「平等」であると言えます。

平等な「競争」をして、その結果によって「差」がつくことが「差別」なのでしょうか?むしろ、「差」がつかない事のほうが「差別」ですし、それを許してしまえば人は競争することをやめ、怠惰になっていくのではないでしょうか。

私は学歴コンプレックスがあるわけでもありませんし、学歴差別という方法が良い方法だとは思いません。ただ、それを一方的に非難することはいかがなものかと考えています。

学歴によって差別を受けるなら、その学歴を手に入れるべきでしたし、手に入れられなかった時点である程度諦める選択というのも必要です。ただ、どうしてもその企業に行きたいという意思があるならば、学歴が自分より高い学生よりも自分が秀でていて、企業にとって有益な資質を持つために努力をするべきではないでしょうか。少なくとも今回は「たかがセミナー」です。セミナーに参加できなかったことが、学歴差別であるかは微妙なところです、実際選考には進むことができるでしょう。その時点で自分の有益性をアピールすることが就職活動において最も必要なことではないでしょうか。