waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

【3年生・修士1年生向け】就職活動、まず何から?

そろそろ3年生(及び修士1年生)は「就職活動ガイダンス」なるものが始まった頃かと思われる。マイナビやらリクナビやら日経就職ナビやらの登録を迫られているであろう。私も去年のこの時期から就職活動を確実に意識して生活をするようになり、今まさに就職活動本番というところであるが、今やっておいたほうが良いことを書いていこうと思う。

大まかな17卒の就職活動の流れは以下のとおりである。

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2015年

6月~7月 夏期インターンシップ募集開始

8月~9月 夏期インターンシップ開催

8月~ 秋季インターンシップ募集開始

9月~11月 秋季インターンシップ開催

11月~ 冬期インターンシップ募集開始

2016年

1月~ 冬期インターンシップ開催

2月~ 経団連企業の採用広報活動が始まる

2月~4月 経団連企業ES(第1次採用)提出締め切りのピーク

3月~ 17卒向け採用広報活動解禁

5月~6月 大手企業ES提出締め切りピーク

5月~ 順次面接開始(早ければ6月~7月ごろから内々定通知が出始める)

8月~9月 大手企業の17卒採用が終了(内々定通知など)

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表向きの17卒向けのスケジュールとは違うところもあるが、私の経験してきた感じではまさにこうだった。企業ごとにばらつきはもちろんあるが、早い企業、特にベンチャーなどは解禁日を守らない(守る必要がない)ため、2月から(下手をすれば12月頃から)採用広報活動を開始する。そのため、なるべく早いうちに行きたい企業(この言い回しは私は嫌いだが)を選別・選抜して就職活動をはじめなければならない。

じゃあ何から始めたらいいのか、ということだが。まずは目先の夏期インターンシップへの参加に向けて頑張って欲しい。夏期インターンシップは1日だけ開催するようなワンデーインターンではなく、4~5日程度を使って開催する中期型インターンシップへの参加をオススメする。

夏のインターンシップは「就活仲間ができる」というのがポイントである。正直に言って、就活を1人で耐え抜き内々定を勝ち取るのは生半可ではない。日頃、就活について愚痴を言い合ったり情報交換をする相手というのは必ず必要だ。仲間づくりのためには、ワンデーインターンのような仲の絶対に深まらない関係よりも、1週間程度のスパンで仲良くなれる仲間を見つけるのが良いのではないかと私は考えている。

では、夏期インターンシップはどこに行けばいいのか。金融、IT、メーカー、マスコミ…色々あるがとりあえずは「おもしろそう」と自分が思える業界と金融関係を何社かで良いと思う。

自分が「面白そう」と思う業界のインターンで感じて欲しいのは、その仕事(まね事だとしても)をやっている自分を想像してそれに耐えられるかということだ。仕事は基本的に40年くらいの長いスパンでやるものだ。だったらやりたくない仕事をずーっとするのには誰しもが抵抗があると思う。だからこそ、どんな仕事なのか体験してみてほしいというのが本音である。事実私も損保インターンに行き、損保の辛さを肌で感じたわけだが、それでもやりたいなと思える理由が見つかったし、それは面接でも使える(言える)ことだからそれがわかったことはとても有意義であったなと感じる。

もう一つ「金融」だが、これには理由がある。金融業界はセミナーやインターン、説明会の参加頻度で内定への道のりが異なることがあるからだ。男性の就活生が女性向けのセミナーにも参加すべきとは思わないし、常識から外れているのでそれはしなくても良いが、できるだけ金融関係はリクルーターがつく企業は特に参加をおすすめする。実際に私も夏期インターンの参加有無でリクルーターが付いた。また、金融は同業他社との違いが業務内容や商品(サービス)内容に殆ど現れないため、雰囲気や社員の人柄というものを見なければならない。そのためにもできるだけ関わりを持つことが必要である。

とりあえずは以上であるが、もし質問などあれば気軽にコメントなどして欲しい。以上。