waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

【新3年生向け】就職活動への備えについて

新3年生の皆さん、進級おめでとうございます。この記事では、3年の春休みから始まる就職活動への準備として何をしたらいいのか分からない学生のために書いています。私自身もまだ就活生の身であるため、至らない点も多々あるかと思いますがご容赦ください。

インターンシップについて】

夏休みに一週間~一ヶ月程度時間が取れるなら、インターンシップへの参加をおすすめしています。インターンシップとは職場体験みたいなもので、実際に同じインターンシップ生と共に訪問先の企業の模擬業務を行います。最近では、インターンシップ内々定を出す企業や、実質的に採用選考の一部となっている企業も少数ですが存在します。

特に金融業界はインターンシップが採用プロセスにおいて重要となっている企業も少なくありません。というのも、金融業界では企業間の業務に大きな差がなく、【企業理念】や【社員の人柄】といった「内面的な事由」により、エントリーシートなどの志望動機を書き分ける必要があるからです。

また、現時点で興味がある業界が貴方自身にあるならばその業界の企業(できれば大手企業)にインターンシップ生として参加するべきです。なぜなら、実際の社内や社員の雰囲気や仕事の内容に触れることは、説明会やネット記事で触れる情報よりも圧倒的に情報量も多く、自分の肌に合っているかを見極める上で重要になってくるからです。百聞は一見にしかず、ですね。

実際に、私は3年次の夏期インターンシップでは損保会社と生保会社にお邪魔しましたが、同じ損保会社・生保会社でも全くと言って良いほど、社員の雰囲気が違いますし、企業ごとに自分の肌に合っているかが分かりました。これは参加してみなければ分からないことですので、ぜひ時間が取れるならばインターンシップに参加して欲しいと思います。

冬期インターンシップに関しても、夏期インターンシップと同様のことが言えますが、冬期はサークル活動を終えて就活に取り組み始める学生が増えるのでインターンシップそのものの選考倍率が高まってしまうため、できることなら夏期インターンシップに参加してください。

ただ、一つ注意して欲しいのが「ワンデーインターンシップ」です。これは1日開催でのインターンシップのことです。「インターンシップ」という名前がついていますが、これは会社説明会に近いです。というか会社説明会です。1日では会社の業務を説明することしかできません。それでも、参加しないよりはマシですので参加できるならすべきですが、わざわざ無理に時間を割いてまですることではありませんし、他社のインターンシップと被るならば参加する必要はありません。

【自己分析】

巷では「0を1にするのはダメだけど、1を10にするのはOK」とか意味の分からないことを書いてる記事もありますが、嘘です。結局そういうことをしても「9の差」は嘘ですし、その嘘はいずれバレます。バレるリスクを常に背負って就職活動をするべきではありませんし、仮に嘘が最後までバレずに入社しても、自分の肌に合わない可能性があり、全くおすすめできません。では、どうやって自己分析をすればいいでしょうか?

多くの学生は特に人に自慢できるような大層なことはしてないと思います。実際、私もそうです。ただ、大学3年間で何かしらの行動をして、何かしらの結果は得られていると思います。それを書き出してみてください。個人差はあると思いますが、大抵「サークル」「ゼミ」「バイト」「ボランティア」の4分野に別れると思います。人によっては「勉強」や「資格」もあると思います。何分野かに別れたそれが「貴方自身」です。それが等身大です。「しょっぼいなぁ」とか思っても仕方ないです。大抵の人はそうなので諦めてください。

で、その書きだした中でも一番自分が「時間を掛けた」「注力した」「結果を残した」ことをそれぞれ挙げてください。これは被っていても構いませんし、被っていなくても構いません。ここからは自分とのバトルになります。挙げることができたら、それぞれに対して「Why(なぜやろうと思ったのか)」「What(具体的に何をしたのか)」「Where(どこでしたのか)」「Who(誰としたのか)」「When(いつしたのか)」「How(どうやって、どこにこだわってしたのか)」を挙げてください。もし、行き詰まったりしたらこの記事に書いてくださっても良いですし、キャリアセンターの方に相談してみたり、身近な友人や先輩に相談してみても良いと思います。

それが終わったら、だいたいは完成しました。それをどんどん分析して行くと、「自分の行動原理」がわかってくると思います。自分の長所や短所、癖や思考パターンですね。それが分かったらあとは「自己PR 例」とグーグルで検索をかければいくつか例文みたいなのがあると思うのでそれに照らし合わせて書いてみるといいです。

書けたら、それを自問自答するように「なんで」とか「それで」と質問と回答を繰り返して面接のデモンストレーションをしていきます。デモンストレーションをしていくうちに面接の練習にもなりますし、自己PR自体の研鑽にもなります。

これを繰り返して、だいたいインターンシップ面接の始まる7月くらいまでに自己分析を終わらせてください。参加しない方は、冬あたりにまで終わらせておけば良いと思います。

長くなったのでこのへんで。