waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

「どうして貴方は弊社に入社したいのですか?」

「私は◯◯という夢があり、それが存分に実現できるのは御社だけだと考えたからです。なぜならば~…」と言える学生がどれくらいいるのだろうか。「とにかく御社に入りたい」「御社が大好きなんです」「御社の社風が~」「御社の社員の人柄が~」と返答するのは的を射ていない。ようするに箱に入りたいだけだ。(僕は学生だが)学生は会社ベースで物事を見すぎているのではないだろうか。

もちろん、安定とか給与とか福利厚生だとかも大切だと思うし、僕だってできるならそういう会社で働きたいと思う。けれど、そういったものが整っている企業は業種問わずある。でも「その中で弊社を志望した理由」を面接官は聞きたいわけですよね。福利厚生を重視するなら、公務員で良い。でも、(とりあえず面接の場では)公務員志望じゃないならば、それに代わる何かが理由として必要になるわけだ。
各々が完全に同じ思いを抱いて、同じ行動をして(できて)、同じ結果を得られたわけがない。十人十色、千差万別の人生があるし、思いがある、経験がある。長所も短所も細かく見れば全員違う。その中で自分がやりたいこと、やれることを探して、就職したい企業を決めるだけだ。

例えば「私はこんな風にコラムのような記事を書いて、『学生などから批判をもらいながら世間で認知され、有名になり、日本社会全体の就活のやり方、採用の仕方を是正したい。』という思いがあります。ですが、正直私には学もなければ文章力もありません、もちろん発言力もありません。ですが、やりたいという気持ちや行動力は誰にも負けません、(なぜなら…です)。私は、御社で一生懸命働く中で、こうこうこういう経験を積んで、御社に貢献をしながら目標を達成したいです。」というように言えばいいだけだ。それなのに「就活情報サイト」だとか「必勝ES本」だとかを読んで、オマージュした就活ないし「役作り」をするのは間違ってるのではないだろうか?それでなくとも、どこか的外れではないかと思う。

「箱に入りたい理由」ではなく「箱でしたいこと」について語ろうという、こんなに長々と書くことではないことでした。以上。