waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

企業の「おわハラ」についての所感

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150322-00000018-pseven-bus_all

こちらの記事から。
採用側が「内定(内々定)」を人質にして学生を囲い込む動きのことを「おわハラ」といいます。まぁ気持ちは分からんでもない。
手書きES」「セミナー・インターンシップの説明会化」…この国の採用方法には問題が多すぎるし、政府や経団連の対応も後手後手だ。
「新卒一括採用」の限界なのかもしれないですけど、何十社も受けること自体がおかしいことに気がついてほしい。欧米のように能力で採用しないからこういう問題が起こるんだよ。企業も学生も「我先に」と人よりも一歩でようとズルいことをしちゃうし、それができちゃうことが問題。
本当にこの国は「一度死んだら二度と這い上がれない」仕組みだと思う。それは今まで「運良く」生き残ってきた権力のある人達が、今ある地位を下の人に奪われないようにするための構造でしかないし、それが今日のグローバル化についていけない原因ではないだろうか。
「おわハラ」問題に限っての解決策を言うならば、「第一志望群」のように内定が出たらどこでも行きたいと思える企業を事前にいくつかピックアップしておいて、その企業から内定が出たら他の企業を蹴るくらいでいいと思う。他の学生のことを考えろとは言えないけど、適当に(本人的には軸があるのかもしれないけど)大企業をいくつも受けて内定をもらっても結局本人に確たる意思がないなら、どこに行ってもなあなあに過ごしてしまうんでしょう。それがいいならそれでいいけど、今から「なあなあ」じゃ生き残れない時代が来ると僕は思います。
 
採用方法や働き方も効率的な能力給に変化しつつあるし、かつてのような年功序列型は新世代の社会人には適応されないでしょう。だからこそ、キャリアプランを建てる必要があるし、キャリアを磨けない会社では働いてはいけない。転職を勧めるわけではないし、僕だって転職はしたくない。今はまだ転職が普通の世の中ではないからね。でももしそうなった時のための自分磨きはしておかないといけない。
学生だし「自分ができること」なんて大したことじゃないんだから、「自分が人生をかけてやりたいこと」をベースに仕事を選んで、立派になればいいじゃないですか。それが「仕事」であれ、「私生活」であれ、それを満たす会社は沢山あるじゃないですか。
 
僕は現在の第一志望群の企業10社くらいありますが、その中で優先順位をつけたりはしていません。嘘です。KADOKAWAだけ本当の第一志望です。あとはアニメ製作会社と版権会社ですが、実質的にKADOKAWAは内定出ないと思っていますので、内定が出ればすぐに就活終わるつもりです。
人事に臆すること無く、就職活動、、いえ就社活動頑張りましょう。