waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

私の思うあるべき人材

就活は、企業の「採りたい学生」と、学生の「採られたい企業」のマッチング作業だと思う(実際はその言葉で終わるほど単純ではないが)。
企業に「安定と給与」を求める就活は終わったなと感じている。会社は「会社におんぶ抱っこしてほしい人材」を必要としていないし、一方で企業自身もグローバル化が進むことで、安定した雇用も一定の給与も与えられなくなってくるだろう。
どの企業も(程度は違えど)一定のリスク―「金融危機により業績が悪化、それによるリストラされるリスク」など―を自分で抱えてくれる人材を求めているし、また、「(長期的に見て)利益を生み出す人」を求めてて、言われて動く「ソルジャー」は非正規もしくはバイトでいいやって風潮が、近年強まってるなと思う。それが良いか悪いかは別として、こんな社会の中で就活を決めにいくとすれば、自分の成長性をアピールするのが近道なのかなと思った。「グローバル社会のシビアな環境で自分を磨き、会社に利益として還元できる人材」が「採りたい学生」の流行になるかなと思う。
つまり、現時点で無能でちゃらんぽらんで、今後の成長性がなくても「自分は成長性のある人間である」とアピールしなくてはならない(「『アピールすること』ができること」そのものが、誰もが定義できていないであろう、例の「コミュ力」なのかなと思う)。
自分の成長性をアピールするために何ができるのか。私は「将来のビジョンを明確にして、それを行動や面接でアピールする」ことが一番手っ取り早いのかなと考える。その準備として、「(今)できること」「(今)できないこと」「(今後も)やりたくないこと」を整理していくべき。
結局のところ、自分の描く「理想の自分」、その人物像で会社にどんな利益をもたらすか、そうなるために会社で何を学ぶ(予定)か、今まで何を学んできたか、をアピールすることが重要だと感じました。
ここまで考えておけば、自ずと「志望理由」「就職後したいこと」「学生時代注力したこと」にも一貫性を持たせることができるのではないでしょうか。以上。