waniwaniの雑記帳

自作PC/就活論/労働問題/大学生活/社会問題 などについて書きます

【アイマス】続・駆け出しPが購入するべきCD【デレ・ミリ編】

以前、

yanapee0517.hatenablog.com

で本家アイマスのCDアルバムについては触れたのですが、アニメ放送の影響もあってか、デレマスこと「シンデレラガールズ」の人気が高まっており、ミリオンスターズもアニメ化が決定しているのでこの際なのでオススメのCDアルバムを紹介したいと思います。

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シンデレラガールズ(デレマス)】

まず、シンデレラガールズのキャラクターCD(「CINDERELLA MASTER」シリーズのことです)は買う価値がありません。言い過ぎです。買う価値はあるのですが、1枚につき1曲しか新規曲が入ってないので初心者にはオススメできません。買うのであれば、推しのアイドルが表紙のCDを購入することをおすすめします。

デレマスはありがたいことにアニメと連動してアルバムを発売してくれています。なのでまずはこれを購入しましょう。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 00 ST@RTER BEST

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 00 ST@RTER BEST

 

残念なことに、アイドルマスターは拝金主義です。このシリーズのアルバムにはこの1種を除きほぼ1曲か2曲しか収録されていません。そのため、この1枚だけがデレ初心者におすすめできるCDアルバムになります。下記で紹介するCDに手を出すと事実上「沼にハマる」ことになるので気をつけてください。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GILRS ANIMATION PROJECT 01 Star!!【通常盤】

THE IDOLM@STER CINDERELLA GILRS ANIMATION PROJECT 01 Star!!【通常盤】

 

 

 1期・2期OPです。まだまだセーフ。この2枚には「お願い!シンデレラ」というデレマス界隈では君が代みたいな曲が入っている(歌っているアイドルが違う)のでまだまだオススメできます。

「GOIN'!!!」も13話と22話で使われていますし、個人的にも好きな曲です。有名ですし。これもセーフです。ありがたいことにこれには複数話のEDで使用されていた「夕映えプレゼント」と3話で卯月・凛・未央の3人が美嘉のバックダンサーとして踊った「TOKIMEKIエスカレート」が収録されているのでオススメです。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 07 M@GIC☆【通常盤】

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 07 M@GIC☆【通常盤】

 

 同じ理由でこちらも最終話の全体曲である「M@GIC」と複数のEDで使用された「夢色ハーモニー」が収録されているのでオススメできます。さらにありがたいことにこれには25話で卯月が歌った「S(mile)ING!」もライブミックスバージョンですが収録されています。

沼にハマりたくないならこれ以上は辞めましょう。多分これ以上買うとこのシリーズ全部買うことになります…。

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【ミリオンスターズ(ミリマス)】

ミリマスのCDは大きく分けて3シリーズ有ります。「PERFORMANCE」シリーズ・「HARMONY」シリーズ・「DREAMERS」シリーズです。これらはもちろん良い曲ばかりですが、やはり闇なので購入は避けましょう。デレマスに比べると、1枚あたりの曲数は多いのでコスパは高く、全て購入しても満足感はあると思います。

ベストアルバムとしては「LIVE THE@TER COLLECTION」シリーズがあるのですが、こちらで現在販売されているのは

 こちらのみで、こちらは765プロ(本家)のアイドルが歌っている楽曲しか収録されていません。ミリマスのアイドルが歌っている曲は(現実世界の)ライブと通信販売でしか販売されない「SOLOCOLLECTION」でベストアルバム化されています。あくどいですね~。

正直、あまり興味を持てない方はアニメまで待ってもらったほうが良いと思います。デレマスと同じように何人かピックアップという形にはなりますが、数枚のアルバムに有名な曲を詰めたベストアルバムを提供してくれると思います。

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いかがでしたか?正直、沼なのであんまり深入りしないようにしてください。

【アイマス】駆け出しPが購入するべきCD【本家】

どうも。10thライブお疲れ様でした。自分は2日通しで参加してきました(前日物販を含めると3日)。本当に楽しかったです。いつものアイマス、これからのアイマス、どちらも見れた気がします。デレ2期、そしてミリのアニメ、そしてそしてPS4版とまだまだこれからですね。末永く楽しめるアニメになって欲しいです。

さて、デレやミリから「アイマス」を知ったプロデューサーさんも多くいらっしゃると思います。アイマスを好きになって最初にぶち当たる壁が「CDの多さ(曲の多さ)」です。私も最初めちゃくちゃ困りました。アニメが始まる少し前くらいからアイマスを知り、ゲームをプレイしていたのですが、その曲やCDの多さに圧倒されまくりでした。

そこで、一応P歴5年目の不肖YNPがオススメのアルバムやシングルを「アイマスのCD買ったことない><」というプロデューサーさん向けに紹介していこうと思います。

長くなるので折りたたみます。

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ハルヒ以前のオススメアニメ(改訂版)

ハルヒ以降、アニメを絵柄で見る・見ないを決める層が出現した。また、放送されているもしくは話題の作品にばかり目を向け、昔の作品を老害と侮蔑する輩までいる。だがアニメは歴史である。以前の作品を知らずして今の作品を理解することは不可能であるとここで定義し、それを証明する作品を以下に紹介することとした。

ハルヒ以降、という言葉については以下記事を参照のこと。

「涼宮ハルヒ」はアニメ市場を変えた - ぼっちの小部屋

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(2015/07/08追記)

もうハルヒ放送から10年が経とうとしている。2006年4月が初放送というのはにわかには信じがたい。この10年弱の間に幾つものヒット作が生まれた。「けいおん!」「魔法少女まどか☆マギカ」「ラブライブ!」「化物語」「コードギアス」「進撃の巨人」...キリがない。

「オススメアニメ」として挙げられているアニメの多くはやはり「ハルヒ以降」の作品が殆どである。それはそもそも見ていないのかもしれないし、真面目に「面白くない」のかもしれない。

私は「ハルヒ以前」のアニメが面白くないとは思わないし、見るべき・見て欲しい作品はいくつもある。今回はそういった個人的に評価されてない、目を向けられていないと感じる「ハルヒ以前」の作品について紹介したいと思う。

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機動戦士ガンダム(劇場版三部作)

まずはこれを見ないことにはアニメを語る資格はないと私は勝手に思っています。ガンダムという作品が今のアニメ市場を作っているといっても過言ではないし、必ず見て欲しい作品です。できるならばTVシリーズ(全43話)を見て欲しいところですが、如何せん今のオタク層にとって43話というのは長すぎるため、劇場版三部作である「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダム哀・戦士編」「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」の3本だけは見て欲しい。可能ならばOVAシリーズにも手を出して欲しいですが、今回は入門編ということで記述を避けることにします。詳しく知りたい方は以下の記事へどうぞ。

【ガンダム】という一テーマ - ぼっちの小部屋

 

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ)

これも入門と呼べる作品。全26話。可能であるならばTVシリーズに加えて「旧劇場版」と呼ばれている「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」を見ていただければと思います。というか、TVシリーズを最終話まで見れば「??????」となること間違いなし、なので必然的に旧劇場版「Air」は視聴することになると思われます。レンタルビデオショップなどで借りれるエヴァ作品として他に「DEATH (TRUE) 2」がありますが、基本的に見なくても構いません。

 

トップをねらえ! -GUNBUSTER-(OVA

またGAINAXですが、仕方ないですね。これもロボットものです。OVAで全6話構成。劇場版がありますが、削りに削ってるのでOVAの6話を視聴するべきです。GAINAXらしい作画、GAINAXらしい展開(いや「庵野秀明らしい展開」か?)が楽しめる作品。「トップをねらえ!2」に関してですが、私はあまり好きではありませんでした。ただ、演出などは目を見張るものもあり余裕があれば視聴するべきだとは思います。

 

魔法少女リリカルなのは(1期・2期)

魔法少女物。というよりロリコンもの。現在放送中の「ViVid」や劇場版を含めて全部で6作品あるのですが、視聴をお勧めするのはTVシリーズ「魔法少女リリカルなのは」「魔法少女リリカルなのはA's」のみです。「話数が多すぎるよ」って方は劇場版の2作品「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」をご視聴ください。

 

攻殻機動隊S.A.C(1期・2期・OVA

SF作品。これを昔のアニメと呼べるのかは私自身にも分からないが、見てない層が結構居そうなので紹介。攻殻機動隊と名の付く作品はいくつかあるのだが、主に視聴して欲しい作品はTVシリーズとOVAである。劇場版作品については興味が出れば視聴して欲しいと思う。

 

機動戦艦ナデシコ

こちらもロボットアニメ作品。TVシリーズ全26話。劇場版作品である「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」がありますが、こちらは任意で良いと思います。というのもTVシリーズがふざけすぎており、シリアスな展開が薄かったため、劇場版ではTVシリーズと打って変わってシリアスな展開になっているため評価が別れてしまうからです。ただ私自身はこの作品を劇場版も含めて評価できる作品と捉えているため、個人的には劇場版まで視聴していただきたいと思います。とりあえずルリが可愛い。綾波に次ぐ無口美少女キャラを創出した作品。

 

カウボーイビバップ

SF作品。TVシリーズ(全26話)+劇場版で構成されますが、劇場版についてはどちらでも良いです。88年放送のアニメとは思えない作品ですね。テイストとしてはルパン三世をよりシリアスにしてロボットや宇宙といったSFを加えた感じです。比較的見やすい作品だと思います。

 

ローゼンメイデン(1期・2期・OVA

こちらは2013年にリメイクされましたが全く面白さが伝わらなかったですね。2013年のリメイクについてはヤングジャンプ版のアニメ化であり、本来の面白さが損なわれているように思います。おすすめしたいのは1期・2期・OVAである「ローゼンメイデン」「ローゼンメイデン・トロイメント」「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」です。合計26話ですので比較的見やすいかと思います。2013年の(新)ローゼンメイデンについては見なくとも構いません。

 

以降書きかけにつき注意。

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罪の意識を忘れるほど素晴らしい作品

ラブライブ!というコンテンツがどれほど素晴らしいのかは僕自身には計り知れないところなのだが、流石に盗撮してアップロードしてしまうところまで来てしまうと私自身は記事にせずにはいられないというか、世間的な誤解を問いたださないとならないと思い記事を書くことにした。

ラブライブ!」の何がここまで消費者を狂わせているのか分からないが、売り手・買い手共に狂乱状態にあるのは間違いないだろう。

盗撮という行為は今回の映画に限った話ではないが、嬉々としてツイッターなどのSNSに「自身が犯罪を犯した」ということを書き込んでしまうのはいかがなものだろうか。

全てのラブライブファン(=ラブライバー)がこのような犯罪行為や、先日話題になったような迷惑行為をしているとは思わないが、こういった行為をするほど・させるほどまでにラブライブ!というコンテンツは「すごい」のだろうか。私には分からない。

ただひとつ言いたいのは、こういった迷惑行為、犯罪行為をしているのはあくまで「個人」に過ぎずアニメファンやオタク、善良なラブライブファンは違うということである。

メディアなどではこういったことがある度にアニメが犯罪を助長しているなどと報じ、「いかにもな」人にコメントをさせ、一般人(ここではオタクではない人)に「アニメは悪いものだ」という心理を植え付けようとする(ような気がする)。それが大きく間違ってるとは思わないが、正しいとは全く思わない。

一部の狂乱的なファンの中にこういった迷惑行為・犯罪行為を行う輩がいるのは間違いないし、彼ら・彼女らが実際にアニメやゲームなどに影響を受けて、反社会的行為を行っていることは事実である。

だがそれはどんなことでもそうである。母数が多ければ多いほどそこに含まれる犯罪者予備軍と呼ばれる人の数は増える。この一件を取り上げて「オタク=犯罪者」という一元的なレッテルを貼るのは、(例えが悪いが)「関西人だから毎日たこ焼きを食べる」と決めつけるのと同じである。

メディア(特にTV)の報道の仕方はもちろん悪いが、こういった行為をすること、させることも問題である。水面下ではどうなのか知らないが、似たような事例として「アイドルマスター」なんかがそうだ。あれは大きな問題は「ダフ屋(転売屋)」くらいで、ここまで大きな問題にはなってこなかった。それは対象とした年齢層がそもそもラブライブよりも高めだったことが一番の要因であろう。

ネットリテラシーについて先日書いたが、もうおかしい。本当にやめて欲しい。

なぜ、ユーフォなのか(『響け!ユーフォニアム』感想)

私は中・高男子校で、吹奏楽部に所属していました。担当楽器はユーフォニアム。皆さんご存知の通り、2015年春クールに放送されたアニメ『響け!ユーフォニアム』で主人公である黄前久美子が担当している楽器です。

こういってはなんですが、正直な所「ユーフォニアム(以下ユーフォ)」は目立たない楽器です。ですから、視聴者の多くはこのアニメを見るまではサックスやトランペット、チューバやクラリネットは知っていても、ユーフォという楽器については金管なのか木管なのか、いやいや「名前」すら知らなかったと思います。

ユーフォはとってもマイナーな楽器です。吹いてる本人でさえ低音なのか高音なのか分からないし、主旋律(いわゆるメロディ)は回ってこないし、ブラスバンドにあっても無くても然程の違いはなく、オーケストラにはそもそもパートがないし、結局誰も知らないし、運動部の人に話しても「UFO?焼きそば?宇宙人か何か?」と言われる始末。(運動部の人に話してもというのは偏見かもしれませんのであんまり気にしないでください)

それでもユーフォは大切なパートです。ブラスバンドにおいて、ユーフォの役割は「何でも屋さん」です。もちろんパートの譜面はあるけど、時には低音パートの音の厚みを増やすためにお手伝いをしたり、時には中音でメロディを奏でたり(稀ですが)。

原作者の武田綾野さんは小・中学時代に吹奏楽をしていたそうです。武田氏がどの楽器を演奏していたのかはわからないですが、ユーフォというパートを彼女がどういう風に感じとっていたかが忠実に伝わってきます。

私は、ユーフォの良さは未経験者には理解し難い(理解し得ない)と思っていました。どんなに力説しようとも、そもそもユーフォを知らない人に話したって無駄だったし、ユーフォの音を聞かせても「ふーん」みたいな反応をされました。合奏を聞かせても、ユーフォの音が分からない、仮に分かったところで「どのへんが大切なの?」という反応。

ごもっともです。先に話したとおり、ユーフォは全く目立たたない楽器です。音も他の金管楽器より低く、かつ小さく、目立つ要素は皆無です。それでいて必要とは何事か。

でも、このアニメ「響け!ユーフォニアム」を視聴された方になら分かる筈です。ユーフォの苦悩と主張が。「私はここにいるんだぞ!」と主張したいけど、主張できず、でも主張したい。そんな思いがこのアニメにはあったと思います。

私がユーフォ奏者(誇張表現ですが)だから分かるのではないと思います。コンクールに向けての心情の描き方や必死さ、プライド、全てが本当に忠実でした。

びっくりしました。こんなアニメを放送してちゃんと人気が出るのだと。もしかしたら「京都アニメーション」さんだからこそなのかもしれません。美麗な絵柄で、可愛らしく、かつクドく描いた結果なのかもしれません。それでも、この作品に価値があったのは間違いないと思います。間違いなく今期ナンバーワンの作品です。1話1話の価値はそこまでありません。でもその積み重ねが13話という決して長くない話数で纏まって、感動を与えてくれる作品はそうありません。

あえて「見てください!」とは言いません。でも見る価値は存分にあると思います。是非。